ケースのこつ
ケース飾りにはコツがある?
お人形を入れて飾るガラスケースやアクリルケース。
釘は使わず、糊と「組み木」のような仕組みでケースを完成させます。
これは修理をしやすくしたり、ヒビ割れを防ぐための昔からの知恵。
伝統的な作り方を守るからこそ、ちょっとしたコツで「ぐぐっと!」ケースが長持ちするんです。
※オルゴールや装飾等をつける際には釘やネジを使用する場合もあります。
コツはは持ち方にあり
ケース自体を長持ちさせたいなら、持ち方が重要!
まず、危ない持ち方として「ケースの上を持ってしまう」こと。
これは故障の原因になるので絶対にやめましょう。
ケースを持つときは下の台ごと持つとgood◎◎◎
前が開くタイプのケースは運んでいるうちに開いてしまわないように注意しましょう。
前が開くタイプのケースは運んでいるうちに開いてしまわないように注意しましょう。
ケースの為に。秀光人形工房のひと工夫
当工房では、よりケースが長持ちするように「バンド」をつけてお届けしています。
バンドを締めておくことで、組み木部分が安定し、何年経っても崩れないケースに。
保存用の箱から出し入れするときも、バンドをもって持ち上げるのがコツ。
職人さん達もケースに指紋が付かないように、バンドをもって持ち運んでいるんです。
バンドが目立ってしまう場合は、重ねるように組紐やリボンを縛って隠してあげれば大丈夫。
もしもバンドを切ってしまった場合は、組紐やリボンでしっかりとケースを縛っておきましょう。
長持ちさせるコツのおさらい◎
・ケースの下の台ごと持つこと
・バンドまたは紐はしっかりと締めておくこと
・保存用の箱から出し入れするときはバンドまたは紐をもって持ち上げること
アクリルケースやガラスケースのお手入れ方法については
こちらの記事をご覧下さい。